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第6回 兵庫県農業環境論2011-11-18

2011年11月18日、第6回兵庫県農業環境論が開講されました。

本日は、兵庫県農政環境部農林水産局農業改良課長の山崎広治さんより
『兵庫の農業改良普及事業の概要&環境創造型農業の推進』についての講義です。



?.兵庫県における農業改良普及事業について
普及事業とは県が農業者に直接的な働きかけと補助・制度による支援から成り立つ。
県農林水産行政の中で唯一県民と直接接する職種。
農業改良助長法により国(ガイドライン)と県(方針)の協同事業として位置づけられる。



○本県の普及体制
農業改良普及センター:13か所 技術センター:1か所(加西市) 普及職員数:200人(H23)

○農業改良普及センターの役割
?農業技術・経営指導のスペシャリスト
?地域農業のコーディネーター

○普及指導員が取り組む課題
?安全安心で健康な食づくり
?県民生活と農林水産業をつなぐしくみづくり
?地域特性を生かした力強い農林水産業の展開
 (1)農業の担い手育成 (2)農畜産物の生産拡大

普及活動の方法は個別指導、グループ育成、講義・実技、農業者の会合に参加し助言指導、試験ほ・実証ほ・展示ほの設置など多種多様である。
農業者との信頼関係という土台の上に、高度な専門性を持って地域に密着した活動を行い、人づくりを進め考え行動できる人を育てることが普及事業である。


?.環境創造型農業の推進
日本人が化学肥料を使い始めて100年、農薬を使い始めて70年。農作物の収量と品質は高まり大幅な省力化、規模拡大が進んだ。しかしこれらと引き換えに失われた環境、生物多様性がある。

【兵庫県が進める環境創造型農業推進の理念】
地球環境や生物多様性に配慮した「人と環境にやさしい農業」を創造し、安全・安心で良質な食料の持続的な生産を進めます。

?環境負荷の軽減に配慮した農業生産→化学肥料・化学合成農薬等の使用低減
?持続的で安定的な農業の実現→土づくりによる生産力維持
?食の安全安心の実現→ひょうご安心ブランドとして供給
※?、?は国の意識。兵庫県は?、?、+?で取り組んでいる。

環境創造型農業推進イメージでは、生産方式の定義、農産物の誘導方向が示されている。
今年11月からは『ひょうご安心ブランドファンクラブ』をつくり消費者の理解促進の取り組みも展開。

有機農業を志す農業者、有機農産物を求める消費者が増加しつつある中で、取り組みやすくなる体系を提案することが県に求められている。



「兵庫県農業環境論 2011」のレポート