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第8回 兵庫県農業環境論2011-12-02

2011年12月2日、第8回 兵庫県農業環境論が開講されました。

今回は、兵庫県農政環境部農政企画局農業経営課長、天野正治さんより
『農業の担い手育成について』ご講義いただきました。



? プロローグ
・農業の担い手の出自
・本講義受講生を対象としたアンケート調査
→農業への関心は高いが、就農まで考える人は少なく、実際に就農する人はもっと少ないということ。

? 全国の概況
1.わが国農業を取り巻く現状
・農業生産:総農家数は5年で11.2%減少。農業就業人口の平均年齢は5年で2.6歳高齢化。
・消費:人口の減少。消費構造の変化。

2.多様な農業者の育成・確保状況
・認定農業者、集落営農数の増加
・自営農業就農者の減少と雇用就農者の増加

? 兵庫県の概況
1.兵庫県農業を取り巻く現状
2.兵庫県の農業者を巡る状況



? 対策を考える上での視点
?なぜ、農業をやる人は少ないのか?
-農業をやる人の問題、受け入れる地域の体制の問題
?なぜ、余って荒れる農地がある中で農地探しに苦労する人もいるのか?
-農地所有者が農地を安心して託せる受け手がいない、条件のよい農地の出し手がいない
?なぜ、農業所得は増えないのか?
-生産者の問題、消費者の問題



? 各種施策説明会
発展段階ごとに施策
?啓発活動→?就農相談→?情報収集・農業体験→?栽培技術・経営手法の習得→?就農?経営発展→?認定農業者

? 兵庫県農業の構造展望
?家族農業経営の活性化
?集落営農の多様な展開
?法人経営の伸展
?新規就農者の育成

*新たな動き*
・兵庫・大地の会:稲作を中心にした農業経営を積極的に営む青壮年で発足。共同購入、共同販売の実施
・太陽の会:ひょうご農業MBA塾第1期生の野菜栽培農家で発足。共同で直売や販路開拓を実施。
・あこがれ千町の会:神戸市を中心とした都市住民が限界集落の活性化に取り組む。放棄田の再生。野菜の生産加工、販売。祭りなど。

*農学のススメ*
挑戦する価値ある農業の魅力とはなにか?
-自分の責任で仕事を決められる自由度の高さ→努力しだいでどうにでもなる
-農村は農産物のみならず様々な資源を豊富に有す。活用の仕方により、農業の可能性は拡大し成長産業化。

*理解ある消費行動のススメ*
・農業者からの直接購入
・規格外野菜等の購入
・若者(ルーキー)には一般に厳しい風当たり。努力は必要
・新しい才能の開花のため、みんなが少しずつ応援



「兵庫県農業環境論 2011」のレポート