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第10回 兵庫県農業環境論2011-12-16

2011年12月16日、第10回兵庫県農業環境論が開講されました。

本日は、兵庫県農林水産技術センター次長兼農業技術センター所長の藤本毅さんより
『ひょうごの農林水産業・施策を支える技術開発』というテーマでご講義していただきました。



1.はじめに
これまでの講義を踏まえた兵庫県の地域特性、農林水産業特性について

2.兵庫県立農林水産技術総合センターの概要
・センターの役割…多様化する生産者や消費者ニーズを的確に捉え、安全・安心な食生活の実現に寄与する品種改良や生産・加工技術の開発、地域農業の振興の取り組み、各センターの機能を機動的、効率的に発揮する総合的な試験研究機関。また、農業大学校の併設。

・多様なセンター
農業技術センター(3)、水産技術センター(2)、畜産技術センター(1)、森林林業技術センター(1)、緑化センター(1)、
他、原種農場(1)、酒米試験地(1)、薬草試験地(1)、農業大学校(1)



3.研究の重点化
『ひょうごの「農」を生かす社会の実現』をスローガンとし、これを支える技術開発・普及に取り組む。
〈研究課題〉
? 食の安全・安心を支える技術の開発
? ひょうごのブランド力を支える技術の開発
? 循環型社会を支える技術の開発
? 森林資源を育成・保全する技術の開発
? ひょうごの豊かな海と水産資源を再生する技術の開発

研究課題事例紹介
○コウノトリ育む農法
○飛ばないナシテントウによるイチゴのアブラムシ対策
目標:平成30年、7割を環境創造型農業にする
→アブラムシ対策で収量UP! 天敵をつかった技術開発
○黄色LED点滅光で夜蛾類防除
○酒米新品種「兵庫錦」の育成
温暖化でも品質低下しないものを!
草丈の高い山田錦→草丈の低い品種開発
○丹波大納言小豆を用いたレトルト食品の開発
○「淡路たまねぎ」おいしさのひみつは甘さと柔らかさ
高値でおいしい理由を数値化→産地偽装を防ぐ
○ひょうごの新菊誕生
洋風でプレゼントやパーティーに用いれるものを!!→古典菊に変異を起こす
○おいしい牛肉の秘密
○水稲の高温障害と高温耐性品種
○パイプハウスの傾斜改造による高温期の気温上昇抑制技術
○バイオエタノール原料用稲藁の効率的収集技術
○ヒートポンプ暖房によるカーネーションの省エネ栽培
○「ひょうご元気松」の抵抗性をさらに向上させるために



オムニバス形式の講義は本日で終了となります。
講義の後半には、中塚先生よりワークショップの進め方についてお話いただきました。
・ワークショップの意味
・ファシリテーターの役割
・メリット・デメリット
・議論を整理(分析)するための方法



次回からは班ごとに分かれ、施策提案のためのワークショップです☆


「兵庫県農業環境論 2011」のレポート