活動報告・レポート

兵庫農科大出身のみなさんがステーションを視察されました

外で話声がするのでみてみると、おじさん4人が何やらロビーを物色しています。

「どうされましたか?」
と尋ねると
「兵庫農科大出身なんです」と、おじさま方。

それなら…といって、ステーションにある農科大の写真をお見せすると
「これが、農学部の建物。これは…宿舎やな。こんなにグラウンド小さかったかな。ここで作物育てとった。いや、こっちやろ。」
と、とめどなく話が続きます。

農科大では同じ学年で、なかには寮の同じ部屋で生活をしていたというお二人もいらっしゃいました。

「昔はねー、ようにぎわってたよ。(商店街も)シャッターなんてしまってなかった」
と、話されます。おじさま方が学生だったころの篠山は、今とは全然違うんでしょうねぇ。

「寮は寒くてな、空いてる家とかの木片とかもってきて暖をとったもんや」
「牛を年に2回解体して食べよったなぁ」
写真をみながら昔話に花が咲いています。

「懐かしい写真見れてよかったなぁ。」
そういって、みなさまシシ肉を食べに商店街のほうへ向かわれました。

現在は大阪にお住まいだそうで、リタイアしたのでこうして集まれると伺いました。

おひとりの方が、「フミン酸」を使った土づくりを仕事としていたそうで、篠山でフミン酸使ってみるんやったら、いつでも来るよ、と声をかけていただきました。

違う仕事に就いたあと、もう一度学生時代に戻ったつもりで研究してみるという人生も、もしかしたらありなのかもしれないと、みなさんに出会って考えさせられました。

こうした方々との出会いは本当に嬉しいなぁと思います。

(布施未恵子)

 投稿日:2011-12-15カテゴリー:施設利用

【地域交流】実践農学入門 第8回「黒枝豆の乾燥・調整」をおこないました!

2011年12月10日(土)晴れ

いよいよ残り2回となった、実践農学入門。
次回は発表会なので、農家さんから指導を受けながら作業をするのは今回が最後です。

今回は学生たち総勢40名が、黒大豆の乾燥調製作業を行いました。

<グループ活動1 「黒豆の選別→販売までの過程を知る」>
すでに作業を終えて、学生にやってもらう仕事がない、という農家さんたちは、みたけ会館にて機械を使った黒豆選別の作業を指導してくださいました。

さやから取り出された豆を、ひたすら「シワ/皮やぶれ」と「きれい」に分ける作業。
機会では2~3人しか作業できないため、残りの学生で「黒豆でもうけるにはどうしたらいいか」を考え始めました。

そのなかででた意見のなかで、
・黒豆を使った化粧水
・黒豆ちくわ
・黒豆油
・黒豆塗料
などが、これまでに篠山で加工品として出されたことのないものだと思います。

大豆商品のなかには、上記のような食物以外のものも出まわっていますので、そういう加工もまた一つの形かもしれません。

午後からは、JAにお世話になり、黒豆が販売されるまでの過程を勉強しました。

<グループ活動② 各農家宅へ>
畑で乾燥中の黒豆の枝をひたすら運ぶ、という作業をしている班が多かったです。
なかには、トラクターを使って土を耕す作業を手伝わせてもらった班もありました。

車から降りて「さむー」と言いながら学生らに近づくり、「作業をおこなっていると寒くない」と学生が教えてくれました。

今回はお世話になっている農家さん宅を回りながら、様子を見させていただきましたが、農家さんの言われたことをてきぱきこなす様を見ると、1年間という短い間だったけども少しは成長したのではないかなと、思います。

「篠山に住みたい…」
帰り際にそうつぶやく学生もいて、やはり今年も実習後に篠山へ通う学生らが出てくるんだろうなと思いました。

これからも畑地区のみなさんと学生との付き合いが続いていくといいのにな、と改めて思う、実習でした。

(布施 未恵子)

写真:お土産に大根をいただきました。東雲高校の学生さんら(右)とも一緒に作業をおこなっています。

 投稿日:2011-12-15カテゴリー:活動報告

【共同研究】ニホンザル個体数調査を終えて

2011年12月5日~7日の3日間、森林動物研究センターの研究部の方々を中心に実施しているニホンザル個体群調査に参加してきました。

■食べ物
<自然>ヤブニッケイ(クスノキ科)の実…下の写真の黒い実です、わかりますか?
<半自然>柿
<人工>黒大豆、さつまいも、つるし柿

■食べる行動
黒大豆や柿をよく食べる時期ですが、それだけで過ごしているわけではありません。ヤブニッケイの樹で総勢10頭のニホンザルが入れ替わり立ち代わり、実を食べていました。そのほかにも、雑草や細かい虫なども食べていました。畑で乾燥している黒豆は、やはりかっこうの餌になるようですね。収穫し忘れた畑の作物なども同様です。

ーーーここからは、今回のサル観察から、サルの追い払い時の注意点をまとめますーーー

■サルが畑にでたら30分以上は警戒を
約30頭で構成されるC群では、群れの端から端まで、直線距離にして90m~250mは離れていました。
群れの中心部が一か所を横断するのにだいたい10分、群れの端にいる若いオスやメスなどの横断を入れると、30分はかかります(ときにはいったりきたりしてそれ以上かかることもあります)。ということは、群れの中心部を追い払って(もうサルがいなくなった!)と思っても、その後20分くらいは警戒しておかないと、群れの外側のメンバーがまだ残って悪さをする可能性がある、ということです。畑の長さが50mくらいだとすると、その5個分は離れた場所にいる、ということです。

■秋ごろから冬にかけて、群れと離れて行動するサルが増えます
群れを構成するメンバー全体を線で囲ったものを”群れのまとまり”とすると、そのまとまりはきれいな円を描いているわけではなく、アメーバのような形をしていて、群れの中心から一番外側に位置している個体までの距離は一定ではありません。秋ごろから冬までの間は、交尾期といって、年に一回の繁殖時期です。その頃、群れのまわりには群れ以外のオスが頻繁に現れ、群れのなかにいるメスと交尾をしようとします。群れにいるメスは、群れ以外のオスと交尾をしようとすると群れ内のオスに怒られますので、群れから離れて交尾をします。こうなると、アメーバ―の輪郭はより広がって、群れの中心は遠くにいても、目の前にはサルがいる、ということがあるわけです。

■痛くもかゆくもない脅しは効果なし、追い払い方もアレンジを
犬の吠え声や空砲など最初はサルが驚いて逃げるような仕掛けも、一度自身に害がないと思ったらサルはまったく逃げません。サルを驚かして逃げさせるには、サルに見えないように隠れて花火や爆竹を鳴らすほか、追いかけることが重要です。

■サルの声が聞こえたらすぐに追い払う
今回、サルが出たときに集落の方々が出てきて追い払いなどをされているケースもありましたが、手ぶらで出てきて「こらっ」というだけであったり、「あらー、あちらにもサル、こちらにも…」というように、サルに対して威嚇になっていない対応が多かったです。このままでは、いつまでの集落にサルが居座ることになります。サルに居ついてほしくない場合は、根気強く(ここは食べ物を食べるところではない)という学習をさせることが大事です。サルの声が聞こえたら手ぶらで外に出るのではなく、ほうきや棒でもよいので振り回して、サルに立ち向かってみてください。それで5mでもサルが移動すれば、それだけ、サルにとって(その場所でえさを取るコスト)が高くなります。

ーーー以上、ささいなことではありますが、またみなさんでがんばって追い払いましょうーーー

布施未恵子

 投稿日:2011-12-07カテゴリー:活動報告

【地域交流】藤の木集落:田んぼアート収穫祭に参加してきました!

2011年11月23日(水) くもり

篠山市の東部、藤ノ木集落の「田んぼアート収穫祭」にユース六篠の学生たちが参加してきました。今年の春に田んぼアートの田植えをお手伝いしたことから、藤の木集落の方々との交流がはじまりました。

収穫祭では、秋に実ったもち米を使ってお餅つき。風が強く、屋外に設置したコンロと蒸篭でもち米を上手に蒸し上げるのに苦心しましたが、搗きたてのお餅はとても美味しかったです。集落の方々と一緒にぜんざい、草もち、大福、豆餅を楽しみました。

また、この日はいつも福住地区で活動しているメンバーの農学部2回生2名に加え、あらたにユース六篠の活動に興味をもった国際文化学部の1年生2名がお試し参加しました。「山に囲まれた藤ノ木集落のたたずまいが落ち着く、また来たい」「はじめて餅つきしたけど、村のおじいさん、おばあさんからいろいろ教われるのが楽しい」など、とっても篠山を好きになったようです。ユース六篠のメンバーが増えて益々、活動が盛り上がることも期待できそうです!

(近藤史)

 投稿日:2011-11-24カテゴリー:活動報告

【地域交流】実践農学入門のボランティア活動③

■2011年11月20日(日)「みたけの里秋の収穫感謝祭」-篠山市畑地区

神戸大からは17名の学生がボランティアとして畑地区を訪れ、当祭りのお手伝いをさせていただきました。
収穫祭は開会式を経て、もちつき、野菜の品評会、猪汁やお弁当ののふるまい、そして野菜の直売会など、多くのお客様でにぎわっていました。

実習を通して行うボランティア活動のよい点として、おもに3つがあげられるように思います。

・・・・①農家さんとのコミュニケーション能力の向上・・・・

17名のうち6名は金曜日から畑地区にお世話になり、収穫祭の準備をしていたようです。
自分たちで連絡をとり、農家さんのおうちに宿泊。
実習が始まったころにはまったくできなかったことです。
農家と学生とが独自に関係をもってくれることが、この実習の目的の一つでもあります。
このまま、実習が終わっても畑地区にくるようになってくれれば、大成功です。

・・・・②とにかく手を動かせる人に・・・・

もちつきのときのエピソードを紹介します。
地元の方に「はいっ、じゃあもちつきしてみて!」と杵を手渡された学生ら。
当然、もちつきなどほとんど経験したことのない学生たちは、不安そうに杵をもち、蒸されたもち米をつき始めました。
いざ、手水とともにもちをつく時間に。
「ペチッ」
あれー、全然腰が入ってない。
「餅もつけんのかー、しゃーないなぁ。ちょっと交代」
そして、地元の方に登場してもらいます。
「バチッ」
「おーーーー」
全然、杵でもちをつく音が違うんですね。

学生たちは、「つきかたがわからないから教えてください」というよりも前に、「いいからついてみろ」といって、杵を渡されていました。この、「実際にやってみる」までのタイミングが早いのが、農村でお世話になる醍醐味だと思います。座学、実践、実社会と、学生たちが頭の知識と経験とをリンクさせて社会で活動するようになるまでには、だいぶ時間がかかります。

つべこべいわずに手を動かすことを求められて、学生たちは知識と経験とをリンクすることができるわけです。大事な4年間のなかで、少しでもこういった経験を積んでほしいなぁと思います。

・・・・③学生同士のコミュニケーション・・・・

実習では、いつも同じメンバーで構成する班に分かれて活動しているので、案外ほかにどんな学生がいるのかを知りません。ボランティア活動を通して、異なる班のメンバーと活動し、共通の趣味や考え方などを意見交換していました。いろいろな動機でこの授業に参加する学生たちの間で共通しているのが「篠山へいくこと」です。同様な趣味をもった学生とこの実習で出会うことになるかもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とにかく、畑地区のみなさんにはいつも温かく迎えていただき、ほんとうに感謝しています。
また、12月にお会いできる日を楽しみにしています。

(布施未恵子)

 投稿日:2011-11-20カテゴリー:活動報告

【地域交流】神戸大学学園祭(夜の部)で篠山農家と大学生が交流しました!

神戸大の学園祭は、全国でも珍しく昼の部(六甲祭)と夜の部(厳夜祭)があること、ご存知ですか?2011年11月12日夕方から13日早朝にかけておこなわれた、この厳夜祭に、2組の篠山農家グループが参加し、大学生と交流しました。

真南条上営農組合では、女性部の方3名が、ささやまファン倶楽部の模擬店に参加。学生と一緒に赤じゃがコロッケ等を販売。2時間で売り切れる大人気でした!

一方、篠山市担い手農業者協議会では、座談会や農業ボランティア募集、農産物販売を実施。若手農家9名と大学生約20名が、農業にかける熱い思い、苦労と面白さ、どうやって力をあわせて篠山農業を盛り上げるかなど、オールナイトで語り明かしました。

六甲祭(昼の部)では、ユース六篠の学生が篠山野菜をふんだんに使ったシシ汁の屋台を出店。こちらも大繁盛でした!

(近藤史)

 投稿日:2011-11-12カテゴリー:活動報告

【地域交流】社会福祉協議会第8次ボランティアバスで被災地へ

2011年11月11日(金),すでにあたりが暗くなった丹南健康福祉センターを1台の大型バスが出発しました.
これから2泊3日の旅程で被災地(南三陸町)で支援活動をおこなう,市民ボランティアのみなさんです.


社会福祉協議会の被災地支援は第8回目を迎えました.
今年で最後の派遣となる今回は,福住地区で活動しているユース六篠の長井くん,納庄さん,畑地区で実践農学入門に参加している藤本くんの神戸大学生3名がそのバスに便乗させていただき,篠山市民ボランティアの方々と一緒に,被災地支援をおこないます。

がれき撤去などが今回の支援内容ですが,別企画でユース六篠が福住でいただいたお米である福住米を現地に届けることになっています.

21名で向かう今回のボランティアには,篠山産業高校の学生さん4名も含まれています.
また,福住で実習の受け入れ窓口をしてくださった西野々集落の関口さんも一緒です.

ボランティアの方々のなかには,何度も参加されている方がいらっしゃるようでしたが,被災地支援を通して現地の方々と交流する機会をもつだけでなく,一緒に参加されている篠山市の方々とも交流し,いろいろなことを学んできてくれたらと思います.

彼らの報告を楽しみに待っていようと思います.

(写真では,前列左端から長井くん・藤本くん・納庄さんです)

布施未恵子

 投稿日:2011-11-11カテゴリー:活動報告

【地域交流】丹波市佐治青垣八宿祭りに参加してきました!

2011年11月3日(木) くもり

丹波市青垣の秋祭り「八宿祭り」に参加してきました。
この日は「大学地域連携フォーラム」が開催され、佐治地区で地域づくりに関わる方々・県立大・関西大学・関西学院大学の学生さんたちと意見交換をしてきました。

お祭りでは、「センバヤ」と呼ばれる元薬局の古民家を貸していただいて、神戸大農学研究科地域連携センターや篠山フィールドステーションの地域連携活動を報告しました。また、篠山市小多田でとれた黒枝豆とエビスビールの販売もおこないましたよ!
同じフロアでは、東雲高校の学生さん・先生が東雲で作ったお米を販売してくださいました。

14時からはささらいプレゼンツ神戸大×篠山市限定スウィーツを50個無料配布。
大学生や、地域の方々にご試食いただき、感想をいただきました。
「これは販売すべきよ」
「おいしい~」
女性の顔がほころんでいました。

また、八宿祭り名物「飛脚リレー」にも、チーム篠山として出場。
見事、6位入賞でした、おめでとう!

前日からブースの展示を手伝ってくれた建築学部有志の学生さん、当日参加のユース六篠、ささやまファン倶楽部、建築学部有志のみなさん合計13名の神戸大生のみなさん、そして東雲高校の学生さんそして山内先生、祭りを盛り上げてくれてどうもありがとうございました。

これからも、大学間および高校も含めた連携活動が丹波地域で展開できればと思います。

布施未恵子

 投稿日:2011-11-07カテゴリー:活動報告

【地域交流】篠山FSオープンセミナーで大学生が活動報告しました

篠山市内で農作業のお手伝いやまちづくりに参加する神大生が
10月28日、篠山FSオープンセミナーで活動報告しました。

2つの学生団体から5名の神大生が発表に駆けつけました。
市内からは、若手農家さん、まちづくり団体の方、市議会議員さんなどが7名ご参加くださいました。
布施さんのコーディネートのもと、車座になってざっくばらんな意見交換がすすみました。
(詳しくはツイッターをどうぞ。)

嬉しかったのは、篠山出身で普段は市外に下宿している大学生が参加してくれたこと!!
これを機に、市内外で篠山を盛り上げる大学生の環が広がっていったら面白いですね。

また、セミナーに来て下さった神大農OBのご自宅に、飛び入りで
ささやまファン倶楽部の学生が泊めて頂き、翌日の活動もご支援いただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。

近藤 史

 投稿日:2011-11-01カテゴリー:活動報告

【地域交流】本日!10月28日は篠山FSオープンセミナーです

篠山市内では、授業とは無関係に自主的に篠山に訪れ、地域貢献活動を展開している学生たちがいます。
そういった学生たちが、どういった思いで篠山まで通い、どういった課題にぶつかっているのか、地域のみなさんに直接話をしてもらう機会をもちたく、今月のセミナーを企画しました。

平日で、授業が終わり次第かけつけてくれる関係で、学生の人数はあまり多くないと思われますが、篠山市で活躍する2つの学生団体の代表がきてくれます。

これを機会に、ぜひ大学生と交流していただけたらと思います。

日時:2011年10月28日(金)19時~20時半
場所:篠山フィールドステーション 2階か1階
話題提供者:ささやまファン倶楽部(関優里香)、ユース六篠(長井拓馬)
参加費:無料
お問い合わせ:篠山フィールドステーション 079-506-2366(TEL,FAX) 布施まで

多くの方のご参加をお待ちしております!

布施未恵子


セミナーのちらし(10月)
 投稿日:2011-10-28カテゴリー:相談・情報発進
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篠山フィールドステーション
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TEL & FAX : 079-506-2366
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