活動報告・レポート

【教育支援】第5回実践農学入門をおこないました

7月16日(土)

最高気温38°の真夏日となった篠山で,第5回の実践農学入門を実施しました。

「こんな暑い日に昼間の仕事はやっとられんで~」

9時ごろみたけ会館に集合し,学生を待つ農家さんたちが次々にそうおっしゃいます。
そうです,実践農学入門のプログラムは季節問わず「9:30~16:00」なんです。
来年からサマータイムを導入しないと農家さんにも大変な負担がかかってしまうと考えた1日でした。

とはいえ,授業は授業。
各農家のご協力を得て,黒豆の中耕培土や支柱立てを行いました。

今回も,班によって鍬で土を寄せるところ,機械で寄せるところとさまざまでした。

「少年の夏休みみたい」と,軽トラの蔭で休む学生たちがつぶやいていました。
農村で畔に座って見る真っ青な空と濃い緑は,少年が夏休みに外で遊ぶ風景を思い出させたようでした。

これが,学生たち自身の経験でないことに驚くとともに,自然の豊かな農村で暑い夏を経験してもらうこの1日もそれなりに意味があるのではないかとも思います。

一番暑い時間帯には,それぞれ農家さん宅で昼寝をしたりちまきづくりなどを楽しんでいたようです。

農村で1日を過ごすこと。

そんな簡単なことですが、それができない学生からすれば,篠山の何気ない1日はやはり特別です。
農家さんには1日中学生たちの世話をしていただいて,本当に申し訳ないのですが,
教員がついているよりも,よっぽどのびのびしているように見えます。

授業としての篠山訪問は次回は10月になるのですが,それまでに8月のデカンショ祭り,10月1日の畑祭りに学生たちがボランティアで篠山にきます。

篠山で特別な夏休み,それは学生たちが自分で計画し,実行します。
その様子もまた随時アップしていきますので,お楽しみに。

 投稿日:2011-07-16カテゴリー:活動報告

【情報発信】篠山市神戸大学地域連携シンポジウムが開催されました

7月3日(日)
今日は、篠山市と神戸大学全学の連携協定を記念して、シンポジウムが開かれました。

篠山市長と中村千春教授の会話…
「あれ(H19年に連携協定が締結されて)からもう、4年も経つんですね」
「最初の協定提携の節は、お世話になりました」

そのほかにも、大学の先生と行政の方、市民と行政の方どうしで、
「はじめまして」や「お久しぶりです」の声があちらこちらで聞こえます。

大学と地域がつながるとはどういうことかを考える1日でした。

来場者のみなさんにお願いしたアンケートのなかには、
「(大学と地域は)つながっているようにみえて、実はつながっていないのでは」
というような、厳しいご意見もありました。

ですが、今日のみなさんの笑顔を見ていると、たとえそうみえていても、「つながったね」といってくださる人を1人ずつ増やしていくしか、ないのではと感じています。

また、特別に用意していただいたささらいさんのスィーツで、ほころんだ笑顔をたくさんみました。

やぶきた茶とGABA米のコラボスィーツは、男性にも女性にもうける味と見た目なようでした。
プロに関わっていただくと、シンポジウムのコーヒーブレイクがこんなに特別な時間になるとは思いもしませんでした。
ただの水出し緑茶。だけど、それをサーブする方がいるから、特別になりました。

人が関わることが、人を動かすことを実感しました。

少しずつですが確実に、地域を変える大きな力を、みんなで作り上げる。そんな仕事に関われていることを本当に誇りに思います。

今日は、どうもありがとうございました。また、写真やビデオなどアップさせていただきます。

布施未恵子

 投稿日:2011-07-03カテゴリー:活動報告

【教育支援】第3回実践農学入門をおこないました。

2011年6月18日(土)、くもり。今日は、篠山市畑校区での2回目の現地実習です。

学生を待つ受け入れ農家さんたちは、「今日は午後まで天気がもつかな」と言っています。
「もし、途中で雨がひどくなったりして学生に手伝ってもらう作業がなくなったら、みたけ会館まで連れてきてください」と伝えました。
「今日は長靴がないと畑で作業できひんで、みんなちゃんともってきとるかな」
雨が降っていなくても、畑は水でぐちゃぐちゃなのです。今日は雨模様だったのできっとみんな長靴を持ってきているだろう、と信じて、到着を待ちます。

そして学生たちが到着し、5名ずつの班に分かれて、農家さんと一緒に畑へ移動しました。

今年は、畑校区にあるすべての集落から数軒ずつ農家さんがこの演習に協力してくださっています。ですので、それぞれの活動場所を視察するのに、半日かかりました。

「学生たちに変なことおしえられへん、いうて、みんな必死に勉強しとんのやで。いい傾向や。」
そんなふうに、自治会長が語ります。

学生たちの演習でありながら、農家さんたちが改めて黒豆の栽培について考える契機となっているようです。

「たりひんのやないかと思って、いっぱい苗つくってんけど、たりたわ、よかった~」
農家さんたちの事前の苦労がうかがえます。

「だんだん上手になってきたで、はやいはやい!」農家さんが嬉しそうにはなしてくださいます。


お昼も、農家さんのおうちで休憩させてもらい、午後まで作業をして、学生たちが「みたけ会館」に帰ってきました。

すがすがしい学生の顔。
けっきょく雨が降らず、太陽も照ってない、農作業にはちょうどよい天候でした。みなさん、お疲れ様でした!

 投稿日:2011-06-21カテゴリー:活動報告

【地域交流】第3回環境みらい会議

6月15日(水)19:30~21:30まで、篠山フィールドステーションにおいて第3回環境みらい会議が開催されました。

第1回、第2回の話し合いの結果、全体会議を部会に分けてさまざまな活動を開始することとなりました。現在は、環境学習部会、エネルギー部会の2つがスタートし、今後はゴミに関する部会や里山部会も立ち上がる予定です。

■環境学習部会
篠山市の幼稚園・小学校を対象に、環境学習のモデルを提案します。
環境学習部会のメンバーは田井彰人さん、山下敬子さんなど。すでにいろいろな環境学習を実施しているメンバーで、学校と協力しながら、篠山市の子供たちの多くが自然と親めるようなプログラムを開発することを目的としています。
今年度は、すでに環境学習を実施している小学校の先生らにヒアリングを行って、課題を抽出します。それを元に、どういったプログラムならば篠山市で実施可能かを、検討する予定です。

■エネルギー部会
「エネルギーの地産地消」をテーマに、環境にやさしいエネルギーや、篠山でできる発電などを提案します。
エネルギー部会のメンバーは中西文枝さん、玉山ともよさんなど。
まずは、現状を調査し、そのなかで見つかった課題をもとに、それらを解決するためのエネルギー生産・消費の方法を考えていく予定です。

■里山部会
6月10日の篠山FSオープンセミナーで、里山整備に関する話題提供がありましたが、黒田先生は、1ha皆伐をモザイク状に進めていき、数十年後の世代が使える山を目指すべきだ、という考えで、篠山市でもそれを実施してはどうかと提案されました。ですがこの手法は、コストがかかり難しいとうのが、参加者の正直な意見でした。里山とは何か、篠山市民が利用できる里山か、外から人がやってくるような里山か、動物が生きていける里山か、どういう目標に向かって進めていくべきか、結論が出ませんでした。

次回の環境みらい会議は7月20日(水)です。時間は19時30分~、場所は篠山フィールドステーションです。
傍聴歓迎です。環境みらい会議のメンバーと一緒に篠山の環境について考えてみませんか。

 投稿日:2011-06-17カテゴリー:施設利用

【共同研究】篠山のニホンザル追跡C群(6月13日)

1箇所にずっといるのではなく、どんどん移動しながら食べ物を探すニホンザルの動きかたを「遊動」と呼びます。
ですので、青い色で囲まれている範囲は「6月13日(月)の10時~12時までのC群の遊動域」と呼びます。

今日は、集落の畑で悪さをしているところを見つけて、山の中まで追いかけてみました。

山の中は「スギ・ヒノキ林」と「雑木林」とが尾根と谷でモザイク状に分布しており、みごとに、サルは「スギ・ヒノキ林」を移動場所、「雑木林」で食べ物を探す場所として、使い分けていました。

サルから20mほど離れて観察していたのですが、サルは「スギ・ヒノキ林」で休むとき、私から見えないように幹の後ろにすっと隠れて座っていました。しかも、林内ではサルの体色と林の色とが同化し、なかなか見つけ出すことができなくなります。

そんなことをしていると、サルも私が見えにくくなるようで、私が急に現れると「クワン」「クワン」という警戒音を出して、樹の上のほうにかけあがったり、走って奥山へ逃げていました。地味にサルを追い上げしていました。

サルに連れられて到着した沢には、カラスザンショウと思われる、サルの大好きな実のなる木が何本も立っていました。きれいな沢には、コケがびっしり生えており、その一風景は私の大好きな屋久島を思いだすような、素敵なものでした。

ですが、コケ以外の植物はほとんどシカに食われてなくなっており、ほんの少し葉を伸ばした株もありましたが、相当なダメージを受けているようです。

サルにおいて行かれて山から下山するとき、山から集落を見ました(写真)。
畑のブルーの覆いや、アルミ支柱のハウスなどはとってもよく見えます。柵をつけることで、サルにとってそこが餌場だと認識される、という仮説はあながちウソではないのではと思うほどです。

今日のサル調査の間に集落で出会った人の数は5人。
サルの群れの数(31頭)よりも少ないです。

 投稿日:2011-06-13カテゴリー:活動報告

【運営】地域連携センターとの情報共有

毎週1回(水曜日)は篠山にいる駐在員が六甲にいって、地域連携に関する情報共有をしています。

今週は
農村ボランティアバンク(KOBE)のここ2週間のできごと
★第6回有機農業入門セミナーが開催されます
第5回の様子はこちら
★インターンシップの相談窓口を引き続きおこなっています
窓口の時間帯はこちら
★第2回実践農学入門を実施しています
報告はこちら
などを議論しました。

 投稿日:2011-06-01カテゴリー:活動報告

【共同研究】灰屋(はんや)研究が丹波新聞に掲載されました

篠山フィールドステーション研究員の近藤史と篠山市内の有志農家らが「灰屋研究会」を立ちあげたのが4月9日。
そこに神戸大学農学研究科の修士課程の学生である北場さんが修士研究として取り組む形で、篠山をフィールドとした調査研究が始まった。

その活動が5月29日(日)発行の丹波新聞に掲載されました。

近藤さんは毎日灰屋の温度を調べて行っています。

灰を使った循環型の農業が篠山に復活するといいなと思います。

本活動または研究の進捗状況に興味のある方は、sfs.kobe(a)gmail.comまでお問い合わせください。

布施未恵子

灰屋研究
 投稿日:2011-05-28カテゴリー:活動報告

【地域交流】神戸大の学生らが篠山で活動を始めています。

農業農村フィールド演習や、農業農村プロジェクト演習などで、篠山市にお世話になった学生たちが、演習が終わってから自主的に篠山に来て活動をする、というのが毎年恒例となっています。

その一つが
・篠山ファンクラブです。

これは、真南条上営農組合を中心に、里山整備などを行っています。

もう一つが
・ユース六篠(りくそう)です。

これは、福住地区を中心に、米作りや黒豆の栽培手伝い、獣害対策支援などを行っているものです。
今年は主に被災地支援をテーマに、労働力を提供する代わりに被災地へ送る米や黒豆を頂くという形で、秋ごろ被災地へ送ろうと考えています。

今回は、丹波新聞に「篠山ファンクラブ」の活動を取り上げていただきました。

今年も「実践農学入門」が畑地区で始まりました。1年後には畑(はた)地区でも学生たちが自主的な活動を始めることになることを祈っています。

(写真はユース六篠の長井くんが福住にて撮影したものです)
布施未恵子

篠山ファンクラブの活動記事
 投稿日:2011-05-28カテゴリー:活動報告

【教育支援】第2回実践農学入門、田んぼアート田植えしました

5月28日(土)雨。

昨日から天気予報をチェックしては、演習を予定通り進められるかどうか、悩んでいました。
あまりにも雨がひどければ作業ができないのではないか?と思い、地元の方に延期の可能性をうかがいましたが、「大丈夫、大丈夫。予定通りやろ!」と言われたので、雨天決行を決めました。学生たちには「雨具と着替えを忘れないように!」と追加連絡し、台風がまだやってこないことを祈り、当日を迎えました。

学生たちは予定通りに篠山・畑地区にやってきました。

田植えをする時間はくもり、途中で少し雨が降りましたが、許容範囲です。

最初は広い田んぼに入るのを躊躇していた学生が、次第に田んぼにも田植えにも慣れていきました。

「おーい、苗なげるでー」
「なんかにぎわっててええなぁ」
畔に立って学生の様子を見る地元の方々もなんだか楽しそうです。

3月から、今年の受け入れ農家である畑地区のみなさんと打ち合わせを繰り返してきました。

「とにかくできるだけたくさんの学生に畑地区に来てもらって、畑を知ってもらおう」

そういってくださいました。

「せっかく篠山にくるんやから、畑だけのことやなしに、いろんなことを知ってもらいたい」
そういって、地図を準備するように言ってくださったのは地元の方。
鍔市ダムのツアーも、クリンソウの宣伝も、すべて地元の方のアイデアです。

「自然も文化も歴史もいろいろおもしろいんやで、畑は」
そういって、嬉しそうに集落の話をしてくださるみなさんの様子は、とても輝いています。

そんな畑地区の担い手が必要です。

今日の反省会&今後の演習への期待について話し合った時間に「どこの班よりもおいしい黒豆作ってみせる!」と言っていた学生がいました。どこの班よりもおいしい黒豆を、いろいろな方に食べていただけるようにするにはどうしたらいいでしょうか。学生が大学では学べない「実学」をこれから1年かけて篠山で少しでも吸収してもらえたらと思います。
神大学生の知恵を結集させたいものです。

来年は、うちの地区で受け入れてもいいよ~という自治会長さん、ご連絡お待ちしています。
演習がどんな感じなのか、様子を見にきたい方はいつでもお気軽にご相談くださいね。

問い合わせは079-506-2366またはsfs.kobe(a)gmail.comまで。

 投稿日:2011-05-28カテゴリー:活動報告

【地域交流】篠山フィールドステーションのTシャツができました

ブリックカラー(レンガ色)。
神戸大学のイメージカラーです。

これをベースに、白抜きで、神戸大学篠山フィールドステーションのロゴを印字しています。

デザインはKeizo Kakiuchi Officeの垣内さんです。
http://www.keizo.com/index.html

これから、篠山市で活動する際には、これを着て行います。

神戸大の学生で、ボランティア活動をしている人もたくさんおりますので、これを着てがんばってもらいましょう!

布施未恵子

 投稿日:2011-05-26カテゴリー:活動報告
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篠山フィールドステーション
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TEL & FAX : 079-506-2366
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